ただやんただやん

「林先生の初耳学」の番組コーナー「時代のカリスマ」にYOASOBIが出るというので観ました。

いま注目度No.1「YOASOBI」のテレビ初出しトーク。

林先生と一緒で私も最近「YOASOBI」にハマっているんですよね。

林修先生が時代のカリスマと対峙。

その内容とは?

 

YOASOBIとは?

みなさんご存じだとは思いますが、

 

ボーカル=ikura(幾田りら)

コンポーザー=Ayase

の2人組の音楽ユニット。

 

ソニーミュージックが運営する

小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を音楽にするプロジェクトから誕生。

 

2020年、デビュー曲「夜に駆ける」の大ヒットで一躍スターダムにのし上がった。


THE BOOK

2021年大ブレイクするアーティスト集計結果

10代、20代が選ぶ「今年さらに大ブレイクするアーティスト」のリサーチでは、

 

1位=YOASOBI

2位=ヨルシカ

3位=緑黄色社会

 

という結果が出ているそうです。

 

YOASOBI 誕生までの経緯

YOASOBIはどのようにして誕生したのか?

 

デビュー前、Ayaseはアルバイトしながら、ボカロP(ボーカロイドというソフトで楽曲制作してネットに投稿)という活動をしていた。

ボーカロイド=歌詞とメロディーを入力するとキャラクターが歌う音声合成システム

ボカロPだけの収益がほとんど無く、バイトがないと生活が成り立たない状態であった。

当時はお金が無さ過ぎて家も無く、上京してきた妹2人の家に転がり込んで、

2DKのDK部分に住んでいた。(キッチンを見ながら寝ていたそうです。)

2020年にやっと居候生活を脱出した。

 

Ayaseが思うボカロPのメリット・デメリット

《メリット》

パソコン1台で完結出来る。

簡単に自分の音楽を世に発信できるものとしてすごく魅力的。

 

《デメリット》

ボーカルのレコーディングは大変。

レコーディングスタジオに行って、しっかりとした設備で歌い、

その後、歌った歌もしっかり編集する技術はなかなか難しい。

 

2019年コンテストで優勝した小説を楽曲化する目的で作られた「YOASOBI プロジェクト」。

最初にボカロPだったAyaseが参戦。

そして、良い歌を歌っている人はどこかにいないかなって探していて、

Instagramでシンガーソングライターの「幾田りら」を発見し一緒にやることになった。

 

当時、ikuraはプロの歌手になりたい一心で路上ライブの映像を頻繁にSNSに投稿していた。

発信しなくてはいけない時代。

ikuraは小学校6年生から作詞作曲を始めていた。

中学校3年生でオーディションを受けるようになった。

いくつ受けたか覚えてないくらいたくさん受けて、すべて落ちている時は、すごく苦しかったそうです。

夢を追う人がたくさんいる中で、

どうしたら頭一つ出ることが出来るか?

悶々とした数年間を学生時代は過ごしていた。

 

客観的に自分を見ることは大事

高校3年生の時に気付いて、

「漠然と歌手になりたい」と「今の自分の位置」を

点線で繋ぐ事しかしていなかった。

ライブを続けていれば、歌い続けていれば、いつか夢は叶うと思っていた。

しかし、それまでにはいくつもの階段があって、

自分の手で足で、

積み重ねていかなければいけない。

という事に気付いた。

それからは、

お世話になっているレコード会社の方に

「私の曲を聴いてください」って言いに行ったり、

誰かに見つけてもらうのを待っているだけだと

年齢だけが過ぎていく

だからもう

待ちの姿勢じゃなくて自分から行くってことをしていかないと

夢は叶えられない

と気付いた。

 

YOASOBIの楽曲制作について

YOASOBIの楽曲はどのように作られているのか?

 

パソコン1台で「Logic Pro」という楽曲制作ソフトを使用して作る。

 

いまやストリーミング再生4億回超えの大ヒット「夜に駆ける」に関しては、

YOASOBIのデビュー曲であり、

小説を音楽にするという新しい試みの第一弾だったので、

完成するのに3か月かかったそうです。

 

多い時で1か月で7曲くらい作っているそうです。

作曲するのに1日20時間くらい費やしているそうです。

Ayaseさんは1~2時間しか寝なくても動けるショートスリーパーだそうです。

 

紅白歌合戦 初出場について

初出場の紅白歌合戦では、そのパフォーマンスが神歌唱と大絶賛!

ikuraさんは人生で一番のプレッシャーだったそうで、

紅白歌合戦に向けて作った歌詞カードは、一つ一つのニュアンスを真っ黒になるくらい記入したそうです。

それが私の実力だぐらい練習した。

当日は記憶が無いくらいにゾーンに入っていて不思議な感覚で歌っていた。

自己評価としては、

「100点ではなかったけど100%で歌えた」

林先生もコメントしていましたが、すごくいい言葉だと思いました。

 

「夜に駆ける」について

ストリーミング再生4億回超え

オリコン累積再生数 歴代1位

YOASOBIの代表曲

 

小説「タナトスの誘惑」を楽曲化したものが、「夜に駆ける」。

小説を読みこんで楽曲を作るのがYOASOBIスタイル。

具体例として次のような感じに変換しているそうです。

小説=「ニッコリと笑っていた」

歌詞=「君は初めて笑った」

小説=

彼女は死神を見つめている時(僕には虚空を見つめているようにしか見えないが)

まるで恋をしている女の子のような表情をした

僕は彼女のその表情が嫌いだった

歌詞=

君にしか見えない

何かを見つめる君が嫌いだ

見惚れているかのような

恋するような

そんな顔が嫌いだ

 

ikuraが教える!「夜に駆ける」を上手に歌う方法

「夜に駆ける」は、流して歌うよりも切って切ってリズミカルに歌うのが重要。

出だしの部分でレクチャー。

POINT①

♫ 沈むように溶けてゆくように

 

「沈」と「む」の間に小さい「ん」を入れて歌う

POINT②

♫ 沈むように溶けてゆくように

 

「ゆくよ」と「うに」の間に小さい「つ」を入れて歌う

POINT③

♫ 二人だけの空が広がる夜に

 

「空」の「そ」と「ら」の間に小さい「う」を入れて歌う

POINT④

♫ 二人だけの空が広がる夜に

 

「夜」の「よ」と「る」の間に小さい「つ」を入れて歌う

 

Ayase 挫折した過去

16歳の時にバンドを始めて

解散するまで約8~9年やっていた。

当時はひたすら調子に乗っていたなという感じ。

自分に対しての絶対的な自信と

俺らが最強 絶対に売れる

誰にも負ける訳ない

大物アーティストの方も「ライバルとして見れてなきゃダメ」

と思ってやっていた。

ライブをし続けていってツアーを回り続けて

CD出してをコンスタントにやれば

絶対いつか売れるっしょ

と信じて揺らいでいなかった。

 

結局

なんの結果も出ないまま終わってしまった

 

バンドをやっている時は、

何も方法を考えずに

どうやったら売れる?

どうやったら人に見てもらえる?

ということにほぼ頭を使っていなかった。

 

なりたい自分とか叶えたい夢

本当に売れたいと思うためには何をやったら良いのか?

人に見てもらうにはどういう活動をしたら良いか?を

考えてるフリしてる人がすごく多かった。

なんとなく考えています的な。

 

バンドは自分の中で経験としては財産。

失敗をしたなという自覚を持った。

 

バンド活動休止して解散の流れは?

Ayase 自身が体調を崩して活動休止を余儀なくされた。

 

そして、すごく絶望している時にボカロに出会った。

もし体調を崩さないでツアーに出ていたらYOASOBIは?100%なかった。

ボカロにも出会ってない。

一人で音楽を発信する方法はないか?と思った時に、

上の妹が、すごくボカロ好きで、

それを見ていて、一人でチャレンジできるかもしれないと思った。

 

ミュージックビデオが必ずアニメ調なのは?

小説が原作にあって音楽にする中で、

アニメーションの可能性って無限大って思ったことと

フラットな状態で物語に触れてもらいやすいと思ったから。

 

アニメーションの面では一番「怪物」が楽しいと思うが、

「怪物」は歌うのが今のところ最難関な楽曲となっている。

「怪物」を作ってikuraに渡すタイミングでSNS上で謝罪した。

いま作ってる曲は、しっかりめっちゃ難しい。

(ikuraちゃんごめんといった感じ)

 

先日初めて行ったライブでは、

「怪物」マジでめちゃくちゃ良い歌唱をして

よくこれを生でこのクオリティーで歌い切ったと思った。


怪物

世界にいけるんじゃない?という志向性はどうなのか?

二人とも興味はあると回答していました。

まだまだライブではやるべきことがたくさんあるので、

突き詰めて行った先に

そんな未来があればいいな

と思っている。

 

YOASOBIの2人 成功を掴むためのヒントとは?

数少ないチャンスを掴み大ブレイクした二人。

成功を掴むためのヒントがあった。

 

ikura

勇気をもって進み続けた結果が

今に繋がっていると信じている。

挑戦することを迷わずにやってほしい。

Ayase

今っていろんなチャンスが

自分達の努力次第でいくらでも掴めるなというのが実感している。

やれることを精一杯がんばれば

何か良い結果が待っていると思っている。

 

今後のリリース予定

TVアニメとのタイアップで生まれたテーマ曲を原作者の書き下ろしジャケットで

2021年3月24日CDリリース 「怪物/優しい彗星」

【Amazon.co.jp限定】怪物 / 優しい彗星 (期間生産限定盤) (メガジャケ付)

〆っ!

成功を手にしたお二人の言葉は非常に説得力があり響きました。

特に夢に向かってやり続けることは大事だなと感じました。

なんかすごいパワーを頂ける内容でした。

自分もがんばるぞ!

また観てね~!

 

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